「ステキな金縛り」(おうちで) [映画]
この映画、去年の今頃ロードショーでしたよね。
去年の今頃は(というか去年は後半ずっとでしたが)体調が悪くて映画館どころではなく、観に行けなかったのでした。時間が経つのはあっという間・・・。
- 出版社/メーカー: 東宝
- メディア: Blu-ray
どうにも仕事がうまくいかない弁護士宝生(深津絵里)が最後の挽回のチャンスとして担当した殺人事件。被告は無実だと主張するのですが、アリバイなし。被告はこともあろうか「その時間には落武者(西田敏行)によって金縛りにあっていた」と。
当初はバカらしい、と相手にしなかった宝生ですが、自分自身が同じ旅館で落武者に金縛りにあい、裁判に勝つにはこれしかない!と幽霊を証人として法廷に立たせることに・・・。
ここからハチャメチャな法廷劇が展開するのですが・・・なんかハジケ方が足りないと言うか、予定調和的と言うか。ちょっと2時間20分、長く感じてしまいました。もう少しコンパクトにならなかったのかなぁ。
ちなみに一緒に観ていた夫は検事役の中井貴一がマジックをするシーンで大爆笑してました。わたし、何かネタを見落としたのかな?と思って「なんでそんなにウケてるの?」って聞いたら、「だって、中井貴一だよ!!」ですって。中井貴一が真面目な顔してマジックしているってことが夫のツボだったらしい。まぁ、確かにおかしいけど。主人公の上司役の阿部寛が法廷でタップダンス踊ってもそれほど違和感ないもんね。
ということは、このなんだか物足りないかんじ、キャスティングの意外性のなさが原因なのでは?と思えてきた。深津絵里がこの役というのはハマりすぎだし、落武者の西田敏行に至っては、まぁ西田敏行しかいないよね、って思ってしまう。予定調和的なんですね。安心なんだけど。
三谷幸喜的笑いに慣れてしまったのかもしれませんねぇ・・・。
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