SING LIKE TALKING 25th Anniversary “AMUSEMENT POCKET 25/50” @東京国際フォーラム [音楽]
GW初日、ホノルルコーヒーでパンケーキを食べた4月27日の夜は東京国際フォーラムで、SING LIKE TALKINGの久しぶりのライブでした。なんとデビュー25年記念ライブです。
ツアータイトル(ツアーといっても大阪と東京の2公演のみでしたが)の「25/50」は25周年と50歳、つまり人生の半分やってるよ、という感じでしょうか。メンバー3人は同級生なのでみんな今年50歳になるんだそうです。ひえ〜。
席は2階席の前も後ろもちょうど真ん中あたり。
10分ほど遅れて開演しました。
SLTのメンバー3人が前に並び、後ろはサポートメンバー。今回も豪華でした。
なにせ25周年のアニバーサリーですから、事前にファンからの投票を受けつけセットリストを作ったということで、ベストアルバムを聴いているようなもの。
なので、竹善さんおよびメンバーはすごいパワーでした。
愉快なMCも少なめで、みっちりぎっしりと聴かせてくれました〜。
1階席は大盛り上がりでしたが、2階は後半になってみんな立ち上がり盛り上がり始めたってかんじ。
音楽も歌も完璧で圧巻ですが、一番すごかったのはアフリカンミュージックのミュージシャン達が10人くらいで演奏してくれたこと。
SLTのなかでもアフリカンテイストな「Luz」と「La La La」での共演でした。すごい迫力だったなーーー。
アンコールも含めて約3時間半のステージはあっという間でした。
25年かぁ・・・わたしが聴き始めたのが16~17年前だった思うのだけど、時間ってあっという間に過ぎて行くんだなということを実感してしまった。竹善さんもMCでそんなこと言ってたし。だからこそ悔いのないよう日々を送らねば、と。
竹善さんのMCで「SLTはヒット曲なしでアルバムがオリコン1位になった」という話があり、いつまでたってもメジャーになれないという話があり、それについてライブ後もつらつら考えていたのですが・・・。
彼らにはすごく高い音楽的目標があって、それに忠実な音楽活動をしていくと「やり過ぎ感」を聴き手に感じさせてしまうのではないかと。
コアなファンには嬉しいけど、ライトなファンにはちょっと息苦しいというか、お腹いっぱい感が時々感じられるような、ね。
だからドラマのタイアップとかがとれない(いつも最後に負ける、と竹ちゃんがラジオでしゃべってるの聞いたことあります)し、シングルヒットにならないんでしょうね。あまりに歌が難しすぎてカラオケで歌えないし。
オフコースが「さよなら」でブレイクしたとき、小田さんはあえて、売れるような曲を作ったというのは有名な話。そういうことなんだよな。今更ながらですが。
みっちりぎっちり詰まったライブを聴いて、満足感とともに「こりゃメジャーの道は遠いな」と思ったのでした。
まぁ、メジャーになってチケット取れなくなっても困るし、今くらいのかんじがファンのわたしにもちょうどいいかなと思った夜だったのでした。
ビデオカメラが入ってました。テレビでの放送(BSかな)およびDVD化があるようです。
最新シングル。ちなみにローソン限定版というのがあって、こちらにはCD化されてない幻の曲「UTOPIA」が収録されているそうです。
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