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「昨夜のカレー、明日のパン」木皿泉(河出書房新社) [本]

人気脚本家の初小説。

昨夜のカレー、明日のパン

昨夜のカレー、明日のパン

  • 作者: 木皿 泉
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/04/19
  • メディア: 単行本







夫が病気で亡くなってからも一緒に暮らす、テツコと義父(ギフと呼ばれている)
奇妙に静かな落ち着いた生活のなかで、ゆっくりと変化していくふたりの暮らしが、主人公がいれかわっていく連作形式でかたられていきます。

登場人物はみんな何かしら傷ついた過去を持ちながら日々を送っている。結局、タイトルにもあるように、何かを一緒に食べると言う経験、同じデーブルを囲んだ記憶。それが人間を支えているんだなぁ、なんてそんなことを感じました。

次回作が楽しみです。


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