春の扉温泉明神館〜1日目(お部屋と夕食編) [旅&おでかけ]
今日は自宅で1日中PC仕事の予定・・・なので、まずは気合いを入れるため?ブログへ逃避です
(あれれ?矛盾してる・・・?)
お部屋は2階です。さてさて、明神館に到着しさっそくお部屋に案内してもらいます。
明神館はお部屋でのチェックインです。
今回もお鷹棟のベッドの部屋で予約したつもりだったのに、案内されたのは和洋室。あれれ?と思いつつ、ま、これも温泉っぽくていいかとすぐに気分を入れ替え。
(帰宅後確認したら、やっぱり自分で和洋室の予約をとっていました。間違えちゃったのねん)
玄関→和室→洋室(リビング)となってます。洋室はベッドのお部屋とほぼ同じ。ただ、テレビが洋室はベッドの足元にあったのですが、このお部屋だとリビングエリアに置いてありました。まぁ、テレビは見ませんでしたが。
お茶をいただきながらここでチェックインです。前回、夫と宿泊したときのデータがちゃんととってあったようで、わたし用の浴衣は女性のLサイズがちゃんと準備してありました。また、食事もネギ類が苦手・・・って前回お願いした情報がそのまま引き継がれてました。前回は夫の名前で宿泊したので、電話番号で同期とってるんでしょうね。
窓の外は新緑。窓の下の川沿いを散歩してる方がいたり、従業員の方が歩いていたりするので2階だとカーテン開けっ放しというのはちょっと気になるかもしれません。
ちなみに、前回疑問だった暖炉ですが、やはり使用できるそうです。夜にでもつけてみよう(電気式?なんですって)とS嬢と盛り上がったのですが、夜もそれほど冷え込みはなかったので結局使わずじまいでした。
ちなみにこの日は各地で真夏日になった日で、松本市街も日中は30度越えだったそう。
ということで、まずはお風呂へ。
立ち湯の雪月花に行って、新緑を満喫〜。
やっぱりこの景色ステキです。ただ、ちょっとお湯が熱かった。
熱いお風呂が苦手なS嬢は早々とギブアップでした。
いったん、お部屋にタオルを置いてからロビーラウンジへ。
フリードリンクタイムを満喫します。
アルコールはスパークリングワイン、日本酒、梅酒、あとはコーヒー、ハーブティー、アイスティーなどを自由にいただくことができます。ちょっとしたおやつもありましたが、夕食に備えて、1切れで我慢。
ふたりでまったりと過ごしました。
窓辺に置かれたランプは藤の模様。長野はちょうど藤が満開の時期でした。
そしてロビーで感じたお客さんの多さ・・・。GW後の水曜日だったので、空いてるに違いないとふんでいたのですが、団体さんや年配女子会?などなどで、ロビーも賑やかです。
まったりしていたら6時を過ぎたので、夕食へ。
夕食は今回も創作和食の「四季」にしました。前回、すごく印象的だったのでリピート。
お店の名前の前に「信州いろり料理」とついてます。あれ?前回はいろりなんてなかったような、と思いつつ「四季」へ行ってみると、案内された窓際のテーブルにはいろりが切ってありました。
リニューアルしたんですね。
まだ数組しかお客さんは来てませんでしたが、結局この日は四季はほぼ8割方埋まっていました。
ドリンクは地ビールを1本頼んで、ふたりでシェア。
穂高ビールのケルシュです。コクがあって美味しい。地ビール久しぶりに飲みましたが、やっぱり生っぽい風味がたまりませんね。
完全に窓の外にピントがあってますね。失敗写真です。
この日のコースは「野遊び」という名前がついていました。
まずは「陽だまり」
苺のあま酒。
麹の方の甘酒と苺をミキサーでがーーーしてあるようでした。こういうドリンクもアリですね。
そしてテーブルのいろりにご注目を。これからこのいろりを最大限に使ったお料理が次々と出てきます。
次は「芽吹き」
春野菜をかるく茹でた(蒸した?)ものです。これを百合根味噌風味のバーニャカウダソースでいただきます。
ダッチオーブンっぽい小さな鉄鍋に入った百合根味噌がいろりにかけられて、そこに野菜をドボンしていただきます。
次が「柳のしずく」
お品書きにはホワイトアスパラ、とあったのでホワイトアスパラにソースがかかっている的なお料理を想像していたら、ポタージュでした。
まろやかでおいしい。
次は「野火」
信州和牛とたけのこです。これを網焼きでいただきます。
おいしそう・・・。しかしわたしはここで粗相をしてしまいました。
せっかく焼いたお肉を1切れ食べようと持ち上げたとき、灰のなかにぽっとんと落としてしまったのです。ぎゃーーー。せっかくのお肉が(涙)
しかたないので、お水で軽く灰を流して、また軽く焼いていただきました。とほほ。
ちなみにこのお肉に添えられていた山椒味噌がすごーーーく美味しくて、お肉を食べた後も、お味噌だけちびちび嘗めてしまいました。売店で売ってあれば絶対買って帰るのに!!ってレベルでわたしの好みでした。
「川面のきらめき」
若鮎です。お品書きを見て、いろりで串にさした鮎を焼くに違いないと思っていたら、南蛮漬けでした。
これには意表をつかれました。
「山菜摘み」
山菜鍋です。豚肉が入ってました。またいろりを使って調理してくれます。
そして鍋のしめは「おざんさ」
おざんさ、とは松本の方言でおもてなし、というような意味らしいのですが、近年、近くの大町温泉のあるお宿が創作した麺に「おざんさ」という名前をつけたそうです。それを明神館でも使うようになったのだとか。
なんと納豆菌を使って作っているうどんだそうです。ほのかに納豆の風味がする(ような気がする)と担当の女子が説明をしてくれましたが、稲庭うどんのような麺でした。
山菜鍋は味噌味で美味しかったです。
最後は「山笑う」
デザートの盛り合わせ。茶色のソルベはほうじ茶。ほうじ茶の風味がスゴかったです。
最後にコーヒーをいただいてお食事終了。
1年半前の「四季」とは明らかにリニューアルしていました。いろりを使っていることはもちろん、お料理の量も控えめに。前回はすごーく美味しいんだけど、量が多すぎて苦しかったのですが、今回は食べきれないということもなく、わりと適量となっていました。
最後に料理長が各テーブルをまわって挨拶してくださったので、山椒味噌を絶賛して販売希望!とお伝えしました。
ということで、とってもおいしくて満足でしたが、隣のテーブルのおっちゃん2人組がうるさくて閉口しました。もう60歳を超えたような2人組で、最初はテーブル担当の女子にいろいろと話しかけてちょっかいだしてるだけだったのですが、そのうち、別のテーブルの女性2人組に「一緒に食事しませんか」と何度も話しかけては断られ・・・。そもそもすでに2テーブルとも食事を初めているんだし、それぞれ2人かけのテーブルで食事してるんだから無理なハナシです。どういう羽目の外し方だ、と呆れるやら。
わたしたちのテーブルの方も相当ジロジロ見てましたが、お好みではなかったようで声をかけられることもなくほっとしました。
しかし、旅先で羽目を外すにしてもTPOがあるだろうに、ととても残念でした。
ナンパはもっと別の場所でしてください・・・。
と、おもしろがりつつもちょっと不快な気分にもなり、でもお料理には満足してお食事は終わりました。
食事の後は外にある露天風呂の女性専用時間だったので露天風呂にチャレンジ。前回は入らなかったんですよね。
川沿いですが、きれいに目隠ししてあるので景色も見えないし、玄関脇、道路の側なので騒がしいしでお風呂のお湯はとてもいい感じだったのになんとなく残念。
お風呂上がりには談話室でオセロをやってみたり(オセロって何十年ぶりだったんだろうか!)、売店を覗いたり(売店は夜10時くらいでもまだ営業してました)してから、最後に大浴場に入ってこの日はおやすみなさい。
中央道の渋滞にはまいったけど、ステキな明神館の時間を楽しめました。
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