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「情熱大陸への執拗な情熱」宮川サトシ(幻冬舎) [本]

今日も雨〜。お彼岸ですね。今日はおはぎ作ろうかと思って冷凍してあったあずき煮を解凍しました。これからあんこ練るか〜。


最近、Amazonへのリンクが貼れません。なんでかな〜。


コミックエッセイ。どこかのブログで紹介されているのを読んで興味津々。

あのテレビ番組「情熱大陸」をこよなく愛し、いつの日にか「情熱大陸」に出演することを夢見る著者。

その日常はひたすら「情熱大陸」に支配されてます。

ビールはもちろん「スーパードライ」だし、朝にジョギングするのは「情熱大陸感があるから」、塾の講師をしたいたときには、塾の裏紙に漫画の下書き・・・それも情熱大陸に「上陸」したときのため。なんか下積み感があるから・・・、と「バカだなー」と思えるエピソード満載。

しかし彼のそんな「情熱大陸」熱に衝撃を与える出来事が! それは地元の友達ワタナベくんが学者になっていて、出演しているのを見てしまったから。速攻地元に帰って同級生たちに聞き込みを行う・・・などほんとにナゾナゾナゾの行動。一時期、「情熱大陸」を見るのをやめてNHK「プロフェッショナル」に乗り換えてみたり。すると不運が続いた、これは情熱大陸を見なくなったせいだ、と理由をつけ結局戻ってきてしまう「情熱大陸」・・・


ちなみにときおり登場する情熱大陸の神様は、バイオリンを弾きながらあらわれるむっちりしたもじゃもじゃ頭のおじさん・・・ええ、ハカセ氏ですね〜。


まぁ、当然ながら1冊読み終えても作者は「情熱大陸」には上陸できず(作者の用語で、「情熱大陸」に出演することを「上陸」という)、なんあというか、おかしみとうっすらとしたかなしみを感じるわけですが。こういうモチベーションで創作活動をしている人もいるんだな〜と、これまで数回しか「情熱大陸」を見たことないわたしは思うわけです。


ちなみに綾野剛くんは同郷らしく、同じ喫茶店でバイトしていたこともあるらしいです。そのことにも「情熱大陸」綾野剛の巻で気がついた作者。ほんと、全てが情熱大陸に支配される毎日ですね。


奥さん、観察してると飽きないと思うけど、これが毎日だとちょっとうっとおしいかも(笑)


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YAP

世の中には面白いことに「情熱」を燃やす人がいるんですね。
テレビ番組の出演なんて、そんなに高いハードルを設定しても、あまりに手が届かない世界すぎて挑戦する気も起きないです。
by YAP (2017-09-23 18:36) 

カオリ

>YAPさま
自分が「情熱大陸」に全く興味ないのでなぜ??って感じですが、本人大真面目なのがこの作品のなんともいえないおかしみなんですよ。nice!ありがとうございます。
by カオリ (2017-09-28 00:27) 

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