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12月の読書メーター [本]

新年1本目のUPがずいぶん遅くなってしまいました。
今年もよろしくお願いします!

2016年の振り返りも、新年の抱負の発表も済んでいませんが、通常更新に。
12月もあまりレビュー書けていませんが「美しい距離」「空から降ってきた男」も印象的でした。
今月は、年末年始家でおとなしくしていたので、すでにかなり読んでます。

明日も寒そうだし、読書ざんまいかしら。。。

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1596ページ
ナイス数:112ナイス

あしたの君へあしたの君へ感想
大地の成長物語。人の人生に関わっていかなくてはならない仕事ってほんとに悩むだろうなぁ・・・。ついつい応援したくなる。
読了日:12月5日 著者:柚月裕子
美しい距離美しい距離感想
看取りがテーマなのだけど、ドラマティックな出来事はなにもなく、夫が妻を思う気持ちが丁寧に描かれる。奇跡も起きず、ああ、やっぱりそうなのか、というラストなんだけど、人と人の距離は常に自分を律しながら保っていな買うてはならないものなのかなぁとしみじみ・・・。
読了日:12月6日 著者:山崎ナオコーラ
モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘いモンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い感想
背筋が凍るような話。モンスターとは言い得て妙。 同じ著者の「でっちあげ」とは違い、教師たちが一致団結して戦った結果、無実を証明できたのだけど、やはり救われないのは自殺した男の子。あと少しだったのに・・・。やりきれない読後感。
読了日:12月10日 著者:福田ますみ
罪の声罪の声感想
実際の事件をモチーフに、「犯罪に知らないうちに巻きこまれてしまっていた子ども」のその後を追った作品。事件の進行は実際の事件をみごとになぞってあり、確かにこういう犯人たちだったのかも?と思わされる。 前半は読むのにちょっと骨が折れたけど、後半はグイグイ引き込まれてしまいました。
読了日:12月17日 著者:塩田武士
笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代感想
結構、最新の知見なども入れられていて、面白かった。ふざけすぎ?というところもなきにしもあらずだけど、そういう本ですから〜。
まさに「真田丸」の世界!
読了日:12月17日 著者:房野史典
空から降ってきた男:アフリカ「奴隷社会」の悲劇空から降ってきた男:アフリカ「奴隷社会」の悲劇感想
ジャンボジェットの車輪格納庫に忍び込み、密航しようとした男が、着陸寸前に車輪が出されたタイミングで外に放り出されて、死亡したという事件。ロンドン・ヒースロー空港近くの住宅街の路上に突然降ってきた男が、どういう経緯でそういう行動をとるに至ったのかを丁寧に追ったノンフィクション。
もとが新聞の特集記事だったためか、読みやすくわかりやすい。奴隷社会が西洋人→アフリカ人から、裕福なアフリカ人→貧しいアフリカ人という形に変化して今も存続しているという指摘は読んでいてつらいものですね・・・。
読了日:12月21日 著者:小倉孝保

読書メーター
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