「皿洗いするの、どっち?」山内マリコ(マガジンハウス) [本]
今日はお天気もいいし、長瀞の宝登山に梅見を兼ねてハイキング・・・のつもりだったのに、夫起きられず、わたしはひたすら録画したテレビを見ております。あ、朝からジョギングはしました〜。ほぼ1年ぶり(笑)
- 作者: 山内マリコ
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2017/02/27
- メディア: 単行本
昨夜、代官山の蔦屋書店にぶらりと行って目についたので読んでみました。
明日が発売日で、Amazonではまだ予約受付中ですね。蔦屋には山積みされてたけど。
今やすっかり人気作家のおひとりの山内マリコさんが、同棲相手(のちに結婚)との生活のなかで、家事および生活上発生する雑事をどう分担していくかの戦いの記録です。
面白いのは章ごとに夫さんからの反論コーナーがあるところ。
お互い言い分あるよね〜。
どれもあるあるな話で、「そうようね」って思うんですが、山内さんはまだ30代前半。わたしたち世代より、より男女平等についての意識もあるだろうし、意気軒昂な感じになっちゃうのかな。
男と暮らすと家事は2倍じゃなくて3倍になるっていうのは確かに共感するわー。
実は今週は4日間夫が出張でいなかったので、それ激しく同意です(笑)
「LA LA LAND」(試写会で) [映画]
毎日あっという間に過ぎています。ほんの2週間前の暮らしが遠く感じる・・・。
と愚痴りたくなる日々ですが、先日、抽選で当たった試写会に行ってきました!
今年のアカデミー賞最有力との噂たかい、「LA LA LAND」です。
ブロードウェイの舞台版を映画にしたのではなく、完全なオリジナルということで、映画ならではの演出がたっぷり。ロスの青い空と高速道路。いろとりどりの車。そしてそこで一糸乱れぬダンスと色彩が溢れるオープニングシーンは圧巻でした。
ちなみにタイトルのLA LA LANDとは映画のリーフレットによると、「ロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称」「陶酔し、ハイになる状態を表す」「夢の国」だそう。
ストーリーは、売れない女優と売れないジャズピアニストが恋に落ち、そしてすれ違い、そして・・・というシンプルなもの。びっくりするくらいメインのストーリーにからんでくる人物もおらず、ほぼ2人芝居です。
音楽が素晴らしいのはもちろんだけど、わたしは見方を変えると目に入ってくる情報が多すぎるんじゃないかといってもいいくらい色鮮やかなフィルムの具合がとっても斬新に感じました。
ほんとに夢の国ハリウッドで夢を追う若い二人の輝かしい日々、というかんじ。
そして、一緒に観た友人とも話したのですが、相手がきっとこうして欲しいと思っているに違いない、という推測だけでふたりにとっての大事な決断をどちらかが独断で行うと必ずほころびがでるよね、ってこと。
いやぁ、深い。実に考えさせられるエンディングでした。
音楽も素敵だったし、映像も素晴らしいし、お話も切ないし・・・これはぜひぜひもう一度映画館で観たい!!
そしてサントラ欲しいです。
公開は2月24日(土)です。ミュージカルお嫌いでなければぜひ!!
「スティグマータ」近藤史恵(新潮社) [本]
今日から新しい職場での仕事が始まり、ちょっとお疲れ気味・・・。
とはいえ、身内の会社なので気楽っちゃ気楽ですけどね。
しばらくは今までの職場とのダブルワーク?なので気分を切り替えないといけないのがちょっと疲れますね。
「サクリファイス」シリーズの最新刊。ずいぶん間が空いてしまったので、これまでのエピソード忘れちゃった(笑)
ヨーロッパのプロチームでロードレースに出場する白石誓、通称チカももうヨーロッパでのプロレーサーとして5年あまりを過ごしている。そんなチカがまたもやツールドフランスのレース中にやっかいなトラブルに巻き込まれ・・・というお約束のストーリー。
でも、この「スティグマータ」では最後の方、チカのレースでの感動のシーンがあり、ほろりとしてしまいました。よくがんばったね、チカ〜〜〜。
夫に付き合って毎年ツールドフランスのダイジェストをBSで観ているので、だいたいのルールはわかってきましたが、今回、この小説を読んで、さらになるほど〜と思ったこともあり、今年のツールが楽しみになってきました。
この自転車レースのアシストという役割、日本人の気質にぴったりな気がするわー。
ガツガツと優勝を狙うよりも、エースのためにひたすら走るという姿が物語になるものね。
まだまだ続きそうなこのシリーズ。チカにはもうひと頑張りしてほしいものです。
グラッシェル@表参道でパフェ [おいしいもの]
この前、職場のお友達と仕事帰りにお茶してみました。
なんか女子っぽい(笑)こんなの久しぶりだ〜。
伺ったお店はグラッシェル。
あの北海道スウィーツ「ルタオ」がやっているアイスクリームとアイスケーキのお店です。
表参道ヒルズの向かいの側の路地を入ったところにあります。
1Fはテイクアウト、2Fがカフェになってます。
ディスプレイされているアイスケーキがとにかくかわいい!!
カフェは平日の閉店間際ということでお客さんも少なく落ち着きます。
パフェとアイスケーキを食べることができます。
さんざん悩んだあげく、結局パフェに決定!
和栗のパフェです。
マロンクリームが濃厚でとっても美味しかった!
・・・が、グラスの中はマロンのみならず、カスタードなどのクリームがこれでもか、というくらいもりもり入ってまして、食べているうちに、ちょっとグロッキー気味に。
おいしい、でも胃がもう・・・ってかんじ。
グラスのなかにもアイスクリームがもう1クープ入っていたら胃の負担なく、さっぱり食べられたかな〜なんて思いました。
とにかくアイスケーキが文句なしに可愛いので、そのうち買ってみたいなぁと思います。
1月の読書メーター [本]
2月に入りました!
2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2605ページ
ナイス数:50ナイス
聖の青春 (角川文庫)の感想
この作品が世に出た頃から読んでみたいと思いつつ、読めずにいたのだけど、ようやく年末年始に読みました。命をかけて将棋に取り組んだ村山聖というひとりの人間の生き様に、涙涙。彼を支えていた家族やまわりのひとたちは大変だっただろうなと思うのだけど、家族や師匠、友人たち、みんなに愛されていたのだろうなぁ・・・。
読了日:1月2日 著者:大崎善生
([お]3-1)優しい子よ (ポプラ文庫)の感想
小児癌とたたかう少年の優しさ、強さに強い影響を受けていく夫婦の物語。いちおう、私小説なのでしょうが、限りなくノンフィクションのような読後感。繰り返し読みたい1冊となりました。
読了日:1月5日 著者:大崎善生
紫式部の欲望 (集英社文庫)の感想
源氏物語を作者紫式部の欲望、という視点から読み解いたエッセイ。確かに千年前に紫式部という生真面目で不器用なひとりの女性がいたんだよなぁと妙に納得させられました。酒井さん、さすが原文で読み通しだだけあるなぁという深い読みにこれまた納得。
読了日:1月5日 著者:酒井順子
女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)の感想
久しぶりの村上春樹。実は短編が著者の真骨頂なのではないかと、短編集を読むたびに思います。しかし2月には長編新作が発売。やっぱり読んじゃうんだろうな〜、自分。
読了日:1月7日 著者:村上春樹
芸能人寛容論: テレビの中のわだかまりの感想
1/3くらいはcakesで読んでいたけど、それでも結構ぷぷっと笑いながら読んでしまった。
読了日:1月9日 著者:武田砂鉄
ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲 (コミックス単行本)の感想
発売直後に販売中止となってしまった話題作。kindleで販売再開していたので、読んでみました。逆襲・・・というか、高須院長からサイバラへの公開ラブレターですよね、これ。ダーリンは71歳も楽しみです。
読了日:1月10日 著者:西原理恵子,高須克弥
記憶の渚にての感想
相変わらずの白石節全開。さすがにそれは強引すぎ??なんて思う展開もあるわけですが、そこをぐいぐいと押し切って、人間のあり方や、人と人のつながり、人知を超えた見えない力、などなどがからみあう複雑な物語。
読了日:1月13日 著者:白石一文
サイコパス (文春新書)の感想
なるほどね〜。スーパーポジティブで時に理解不能な唯我独尊な行動をとるような人もサイコパスなのか。ほんとに脳科学の発達はすごいなぁと思うわ。
読了日:1月15日 著者:中野信子
最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常の感想
日本のトップレベルのアーティストが集まる場所。確かにカオスだろうけども、彼らの熱い思いが伝わってきました。
読了日:1月28日 著者:二宮敦人
読書メーター
来週から新しい仕事が始まるのでまた忙しくなりそう。今日とあさっての貴重なお休みはだらだらと過ごしています(笑)
いや、ほんとは確定申告の準備しないといけないんですけどね・・・。
さて1月の読書メーター。1月はお正月休みもあり、仕事も少なく、かつ夫が休日も仕事ばかりだったので、結構読書が進みました〜。
9冊も読んだのは久しぶりかも。
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2605ページ
ナイス数:50ナイス
聖の青春 (角川文庫)の感想
この作品が世に出た頃から読んでみたいと思いつつ、読めずにいたのだけど、ようやく年末年始に読みました。命をかけて将棋に取り組んだ村山聖というひとりの人間の生き様に、涙涙。彼を支えていた家族やまわりのひとたちは大変だっただろうなと思うのだけど、家族や師匠、友人たち、みんなに愛されていたのだろうなぁ・・・。
読了日:1月2日 著者:大崎善生
([お]3-1)優しい子よ (ポプラ文庫)の感想
小児癌とたたかう少年の優しさ、強さに強い影響を受けていく夫婦の物語。いちおう、私小説なのでしょうが、限りなくノンフィクションのような読後感。繰り返し読みたい1冊となりました。
読了日:1月5日 著者:大崎善生
紫式部の欲望 (集英社文庫)の感想
源氏物語を作者紫式部の欲望、という視点から読み解いたエッセイ。確かに千年前に紫式部という生真面目で不器用なひとりの女性がいたんだよなぁと妙に納得させられました。酒井さん、さすが原文で読み通しだだけあるなぁという深い読みにこれまた納得。
読了日:1月5日 著者:酒井順子
女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)の感想
久しぶりの村上春樹。実は短編が著者の真骨頂なのではないかと、短編集を読むたびに思います。しかし2月には長編新作が発売。やっぱり読んじゃうんだろうな〜、自分。
読了日:1月7日 著者:村上春樹
芸能人寛容論: テレビの中のわだかまりの感想
1/3くらいはcakesで読んでいたけど、それでも結構ぷぷっと笑いながら読んでしまった。
読了日:1月9日 著者:武田砂鉄
ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲 (コミックス単行本)の感想
発売直後に販売中止となってしまった話題作。kindleで販売再開していたので、読んでみました。逆襲・・・というか、高須院長からサイバラへの公開ラブレターですよね、これ。ダーリンは71歳も楽しみです。
読了日:1月10日 著者:西原理恵子,高須克弥
記憶の渚にての感想
相変わらずの白石節全開。さすがにそれは強引すぎ??なんて思う展開もあるわけですが、そこをぐいぐいと押し切って、人間のあり方や、人と人のつながり、人知を超えた見えない力、などなどがからみあう複雑な物語。
読了日:1月13日 著者:白石一文
サイコパス (文春新書)の感想
なるほどね〜。スーパーポジティブで時に理解不能な唯我独尊な行動をとるような人もサイコパスなのか。ほんとに脳科学の発達はすごいなぁと思うわ。
読了日:1月15日 著者:中野信子
最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常の感想
日本のトップレベルのアーティストが集まる場所。確かにカオスだろうけども、彼らの熱い思いが伝わってきました。
読了日:1月28日 著者:二宮敦人
読書メーター