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食洗機がやってきた! [物欲リスト]

あれ、2週間ぶりくらいに新規作成画面にログインしたら、なんだかメニューが変わってます。


びっくりー。ソネブロはもう永遠に機能が増えたりすることないって思っていたので、ほんとに。


googleからの写真アップがgooglePhotoじゃなくてgoogle+なのが残念だけど(笑)


 


さて、久々に電化製品を大奮発したお話です。


2月からフルタイムになり、労働時間がじわじわと増え、家事が滞っているのがイライラの種に。


3月の終わり頃、急に「そうだ、食洗機があれば少しは楽になるのでは??」と思いつきました。


平日はあんまり自炊もできなくなっていましたが、それでも朝ごはんの食器や夜にお茶を飲んだらでる急須や湯のみ、マグカップ・・・など、なんだかんだ言っても、それなりに洗い物は発生するものなのですよね。


 


で、食洗機。わたしのなかでは食洗機=ワーキングマザーが使うもの、という強固な思い込みがあり、今のマンション買うときにももちろんビルドインの食洗機は選択しませんでした。結構なオプション料金が発生した記憶もあるし。


 


欲しくなったら我慢できず、夫に相談したところ「買えば。買うならさっさと買った方がいいよ」とけしかけてきて、いろいろお店も調べてくれました。


 


ビルトイン食洗機を後付けで入れることってそれほどないんじゃないかなーと思ったので(わたしもいろいろ検索しましたが2〜3のブログしか見つけられなかった)、もし誰かのお役に立てば、と思って記録を残そうと思います。


 


長くなりそうなので、たたみます。

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「眩」朝井まかて(新潮社) [本]


今年に入ったくらいから、12時過ぎると眠くてたまらず・・・お風呂の中で必ずうたたねしてしまいます(笑)
もうトシですかね〜〜。

 

眩

  • 作者: 朝井 まかて
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/03/22
  • メディア: 単行本







「眩」とかいて「くらら」
葛飾北斎の娘で、画家である葛飾応為が主人公です。
あまり残っている作品は多くないそうなのですが、この小説の表紙に使われている「吉原格子先之図」が代表作。江戸時代の日本画とは思えない、奥行きや陰影のつけ方が、斬新です。

この小説の中で応為は「色彩」にこだわり続けたという設定になっています。
タイトルの「眩」という感じも時々でてきます。光の洪水に、くらくらするとか。

ヨーロッパでも印象派以前は、画家は注文主の注文に応えて絵を描いていたと言われますが、江戸時代も同じ。
芸術家というよりも職人ではありますが、それでも北斎も応為も絵を描く、何かを表現するという道を追い求めています。以前、小布施の北斎館に行って、北斎の人生やその偉大さを改めて知ったのですが、晩年の北斎の画業は応為と二人三脚だったのですね。

すみだ北斎美術館、行きたいな〜。なんと!晩年の北斎と応為が暮らした部屋が再現されているそうです。まだ混んでるのかしら。気になります。






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「犯罪小説集」吉田修一(角川書店) [本]

さすがに東京の桜も終わりですね。3月の下旬に開花してから長かった。こんなに桜が開花してから散るまでの期間が長い春って初めてかもしれませんね。

犯罪小説集

犯罪小説集

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/10/15
  • メディア: 単行本

犯罪がテーマの短編集です。5つ収録されています。
実際の犯罪をモチーフにしたものもあり、このあたりは吉田修一のひとつのお家芸でさすがです。
「百家楽餓鬼(ばからがき)」は数年前の大王製紙御曹司がカジノで使った多額の資金を子会社のお金で賄っていた事件がモチーフで、まったくそのままというわけではないですが(そもそも、そこまで事件について細かいディテールは知らないし)現実世界と、物語世界がどことなくシンクロしていく不思議な感覚を味わえます。

犯罪を犯した側からの視点で書かれているのは上記の「百家楽餓鬼」のみで、残りの4編は、本人以外の視点で描かれていて、ささいなボタンのかけ違いで道を踏み外していく様や、集団のなかからはみ出す者に対する不寛容さがある瞬間爆発して、ふつうの人たちが一団となって誰かを追い詰め、追い詰められた者が牙をむき、犯罪を犯してしまうという不条理さが恐ろしいです。

不条理なまでにはみ出し者を追い詰めたマジョリティーの側は犯罪ではないのか、と考えさせられます。

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 井川 意高
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/02/01
  • メディア: 文庫


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「みかづき」森絵都(集英社) [本]

今日はまた肌寒かったですね〜。春なんんだか冬なんだか・・・。でもさすがに東京の桜もそろそろ終わりですね。

みかづき

みかづき

  • 作者: 森 絵都
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/09/05
  • メディア: 単行本

そして今日発表された本屋大賞。第2位でしたね〜。ちょうど先月末読んでいたのでご紹介。
昭和30年代。小学校の用務員だった吾郎は学校の授業から落ちこぼれている生徒たちを用務員室に集めて補習のようなことをやっていました。そこに現れた千明。公教育に憤っている千明は当時世に生まれつつあった学習塾を開きたい、ついてはあなたを講師として迎えたい、と吾郎を半ば強引に塾経営に引きこみます。

数年後、二人は結婚。千明の娘蕗子と、吾郎と千秋の間に生まれた蘭と奈々美。この家族と、塾を中心に戦後の教育にまつわる長い物語が語られます。

補習塾か、進学塾か。拡大か現状維持か。塾が鬼っ子扱いされていた時代から、受験戦争という言葉が生まれて塾が身近な存在になり、そして現在の子どもの貧困による学力格差の問題。

そして夫婦だから、血の繋がった親子だから、自然と分かり合えるわけではないというやるせなさも満載。

教育を切り口にした家族の物語って珍しいよね、と思いながら読みました。
吾郎の子どもたちに向ける優しい視線がしみじみとします。逆に、自分の信念にのっとって常にフルスロットル、ブルドーザーのように道を切り開いていく千明の言い分もわからなくはないし・・・。こういう人が母親だったら、娘たちは人生しんどいよね・・・。

森さんの新しい代表作です。
おすすめ。




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気がつけば4月 [身辺雑記]

3月はあっという間に過ぎ去り、あっという間に4月になってしまいました。
ほんとは3月なので息子のことを書きたかったのですが、どうにも気持ちの余裕も時間の余裕もなく、怒涛のように過ぎ去った1ヶ月でした。

1月後半に急に新しい仕事の話が浮上し、どっちにしても1年半続けていた週3日の仕事も3月末で終了の予定だったし、年末にプライベートでもう立ち直れないかもというようなできごとがあって糸の切れた凧状態だったこともあり、いっちょ気分を切り替えるためにもやってみるかと衝動的に決心し、2月〜3月はかけもち、4月からは10年ぶりの会社員生活を送ることになりました。

表向きはテンション高く楽しげにやっていますが、かけもちで慣れないフルタイム勤務状態となり家事をやる時間が激減し家の中はぐちゃぐちゃ、食生活はボロボロ、そしてメンタルはやれれているままなので、時々なんだか自分の魂が幽体離脱しているような気分になったりしています。とほほ。

4月からは新しい会社で腰を落ち着けて仕事するので、少しは生活も立て直せるかな、なんて思ってますがどうかしら。

まずは、こうしてまたブログを更新する習慣を取り戻したいなと思っています。




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