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7月の読書メーター [本]

むふふ、金曜日〜。やったー、週末です。


さて、7月の読書メーター。5冊読みました!! 満足。

パリ、わたしも行ったことないのでいつかは行って見たいなぁ。そして7年前のNY旅行ではいけなかったMoMAにもいつか行きたい・・・。


7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1679
ナイス数:77

「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)感想
Living for Today=その日暮らし、のタンザニアの都市生活者たちの暮らしをフィールドワークで15年間追っかけている著者の研究成果を一般向けにした新書。江戸時代の江戸の町人たちもこんな感じだったのではないかと感じました。もちろん現代のタンザニアではグローバリゼーションの波がやってきていて、江戸時代のような相互監視の仕組みもないし、中国まで仕入れに出かけたりするし、携帯電話で送金とかしているわけですが、Living for Todayなかんじとか。
読了日:07月01日 著者:小川 さやか


パリ行ったことないの (集英社文庫)パリ行ったことないの (集英社文庫)感想
わたしもパリ行ったことないのですよ。いつかは行ってみたいけど、行かない場所的な。。。短編集なんだけど、最後は大円団。パリというある種誰もが憧れる記号のような都市をキーワードに日々になんとなくうつうつとしている女たちのささやかなレジスタンスのお話、なのかな。
読了日:07月02日 著者:山内 マリコ


暗幕のゲルニカ暗幕のゲルニカ感想
もちろんピカソの「ゲルニカ」については一般常識範囲で知っていたけど、なんだか怖い絵、というくらいの感想しかなかったのだけど。史実にフィクションをとりまぜで美術の知識がない読者に楽しませるエンターテイメントに昇華させてるマハさんの筆力に脱帽。最後はかなり駆け足な気もしましたが・・・。
読了日:07月09日 著者:原田 マハ


BUTTERBUTTER感想
実際の事件をモチーフにした(モデルじゃないよね)作品。 事件の謎ときではなく、強烈な毒を持つ人間と接点を持った時に人はどんな影響を受けるのか、といった話なのかなぁと。柚木さんもまわりの編集者も直木賞を獲りにいきたいのだろうけど、うーーん、どうなのかしらね、と「ナイルパーチの女子会」を読んだ時と同じ感想を持ちました。
読了日:07月28日 著者:柚木 麻子


猿の見る夢猿の見る夢感想
セコいおじさんだなーとページをめくるたびに思わせてくれる桐野さんの説得力。俗物だらけで、なんの解決もなければ、進歩もない。けれど、これが人生だろうし、心の中をのぞけばみんな大なり小なり薄井的な人格をもってるんではなかろうか、とつい思ってしまいました。
読了日:07月31日 著者:桐野 夏生

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