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12月の読書メーター [本]

今日は寒い東京です。

今ごろですが、12月の読書メーターです。

なんだか遠い昔のことのよう・・・。


12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1330
ナイス数:51

あちらにいる鬼あちらにいる鬼感想
タイトルからしてもっとドロドロとした愛憎劇を想像していたのだけど、一人のどうしようもない、けれど魅力的な男を挟んだ女同士の静かな友情物語・・・のようなものか。。。同志のような関係に、なんとも理解しがたいものはあるけど、嫉妬を超えた先にまぁそういうこともあるのかなとも思ったり。ここまで冷静に自分の両親を描いた作者の観察眼と筆力にも脱帽。
読了日:12月01日 著者:井上 荒野
熱視線熱視線感想
ミッツのエッセイ初読み。時々クスッと笑える。
読了日:12月09日 著者:ミッツ・マングローブ
落花狼藉落花狼藉感想
吉原という遊郭のシステムを作った妓楼の主人と女将の一代記。表向きの華やかさとその何十倍もの残酷な世界。そこで生きていくしかないのは、女将だって同じ。辛いねぇ・・・
読了日:12月15日 著者:朝井 まかて
ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ感想
CREAで連載されていた漫画をたまに読んでいたんだけど、それに大幅に加筆したエッセイ。 14歳の娘を一人で欧州旅行に送り出したというエピソードはヤマザキマリさんの読者には有名な話だと思うけど、リョウコさんの破天荒だけど、根っこはどっしりしたかんじはこういう生い立ちからなのか、と納得。育児日記にあふれるリョウコさんの娘への想いにうるっ。
読了日:12月22日 著者:ヤマザキマリ
昭和40年男 ~オリンポスの家族~ (ホーム社)昭和40年男 ~オリンポスの家族~ (ホーム社)感想
初読み作家さん。すごい事件が起こったりするのか・・・?と思いながら読んでいたけど、元体操選手の三男が競技中の怪我がもとで専業主夫となり、すごしてきた30年ほどが描かれたほっこり作品でした。でも、大怪我をした後に「人生はまだまだ長い」と三男が言われるシーン、確かにそうだよ、だってまだ三男は20代前半だったんだもの。
読了日:12月28日 著者:佐川光晴

読書メーター

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