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歌舞伎座閉場 [舞台]
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「歌舞伎座さよなら公演十二月大歌舞伎」昼の部(追記あり) [舞台]
「歌舞伎座さよなら公演十月大歌舞伎」夜の部 [舞台]
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「蛮幽鬼」劇団新感線@新橋演舞場 [舞台]
ほんとに久しぶりの新感線のお芝居。5年ぶりくらいかも? だいぶ前にチケット取っていて、そのことを忘れていたので、友達を誘い損ない、オットにお願いして一緒に行ってもらいました。3階B席。左袖2列目、という花道はもちろん、舞台の下手も見えないお席・・・。でも客席の壁に花道を映すモニターがありました。これはいいですね。歌舞伎座でもぜひやってほしい。というか、建て替え後の歌舞伎座でもこういう配慮が欲しいなぁ。ほんとは全席から舞台がちゃんと見えるのが理想でしょうけど。
さてさて「蛮幽鬼」
オフィシャルサイトはこちら→「蛮幽鬼」
上川隆也を主役に迎えてのいのうえ歌舞伎。大和国建国の頃の日本と中国を模した架空の国が舞台。まだまだお芝居は上演中ですので、ストーリーは省いて感じたことだけ。
今回、「巌窟王」がモチーフだそうで、罠にはめられ、親友殺害の罪をきせられて監獄に繋がれた土門。そこで、サジと名乗る暗殺者と出会い、彼の助けによって脱獄、故郷へ戻り復讐の機会を待ちます。
天性の暗殺者として描かれているサジを演じているのが、堺雅人。今回、彼の存在がとても気になりました。というのも、堺雅人はテレビや映画で見る彼の姿どおり、常に微笑というか薄笑いをたたえてそこに静かに座っているわけです。
はきはきとした滑舌、さわやかな雰囲気、そんな彼がうっすら笑いを浮かべながら、人を殺しまくる。だたそこに人がいるから殺す、そんな雰囲気なのです。
彼の存在にずっと違和感を感じながら見ていたのですが、それはきっとおととい観た「ダークナイト」のせい。笑った顔のメイクをして人を殺しまくるジョーカーの姿と重ねて見てしまっていたのですね。
人を殺めることに理由を持たず、ただ殺す。薄笑いを浮かべながら。
3階の隅の方の席なので、役者さんの表情はあんまり見えないんですよ。双眼鏡も持ってかなかったし。でも、彼の薄ら笑いの寒さは伝わってくるのです。
堺雅人の「いい人」キャラを逆手に取ったナイスな配役だったと思います。それでイジられる場面も多々ありましたしね。これが見るからに強面の人だったら全然意外性も、「殺すこと」そのものが目的の薄ら寒さも感じられませんから。
早乙女一くんが忍者のような訳で出演していましたが、彼の殺陣のキレのよさはさすがですね。18歳なのに。おそらく幼い頃からの鍛錬が体に染み込んでいるのでしょう。
そして意外とよかったのが稲森いずみ。舞台ってどうなのかしらと思っていましたが、かなりの熱演。
そして安定の上川隆也。いのうえ歌舞伎なので、通常の新感線のように、突然みんなが歌い出したりはしないのですが、何故だか上川隆也だけ1曲歌うシーンが。そして、それが今ひとつ・・・な感じで。なんの罰ゲーム?と思ってしまいましたよ(笑)
ということで、ラストシーンは不覚にも少しうるっとしてしまいました。新感線なのに(^ ^;
堺雅人の薄ら笑いの恐怖を味わうには、1階席で見たかったなぁ。
でも殺し屋さんが大活躍なので、人がばったばった斬られていくのは仕方ないとはいえ、ちょっと気分悪くなってしまいました。
オットはほぼノーリアクション。さすがに新感線はアクが強すぎましたか。頭痛がすると言って、寝込んでしまいました。弱い男め~~~(笑)
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