「ライヴ・イン・ブカレスト」マイケル・ジャクソン [音楽]
「THIS IS IT」を観てからなにげに続いている、MJブーム。迷ったあげく、結局買ってしまいました。
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- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- メディア: DVD
何の考えもなく、日本版を買ってしまったのだけど、後でもっとお安い輸入版があることを知り、そっちにすればよかったとちょっぴり後悔。だってね、この日本版、歌詞の字幕が出るんですよ、ご丁寧に。で、その訳詩が笑えるのです、いちいち。それはそれでおもしろいけど(笑)ちょっと邪魔。でも、直訳の歌詞から、MJが伝えたかったメッセージ(「ヒール・ザ・ワールド」とか「ブラック・オア・ホワイト」とかね)をオリジナルの詩と比べながら推測すると、行き過ぎて奇行にしか見えなかった彼のここ15年ほどの行動もなんとなく繋がったり・・・。
それはさておき、これは1992年にルーマニアのブカレストで行われたライブを収録したもの。なんと唯一のマイケルのライヴDVD。まだ30代前半のマイケルは、肌も白っぽくなってるし、純粋な黒人の顔ではなくなってるけど、作られた美しさのピークだったのではないかと思わせる姿。そして、ともかくそのパフォーマンスがすごいのです。何をどうしたらそんな風に踊れるの?!と驚愕のまなざしで観ちゃいます。あのダンスを踊るためにいったいどれだけトレーニングしたのでしょうか・・・。
この全盛期のパフォーマンスを観ておくと、「THIS IS IT」でダンサーやミュージシャンがマイケルと同じステージに立つことに対する興奮を語っていたその気持がよくわかる気がします。この頃だったら、マイケルも日本にもツアーに来ていたし、観ようと思えば生マイケル観られたのに、当時は全く興味なし。もったいないことをしたなぁと今頃になって思うのです。やっぱり、ライブは観られる時に観ておかないと・・・という思いを再確認。
Amazonのレビューなどを観ると、「観客ばかり写しているのがうっとおしい」みたいなことが書いてあるのですが、確かに客席のカット多いです。とにかく、お客さんが倒れる、倒れる。何せ、マイケルがステージに奈落から飛び出して来て銅像のようにじっと静止しているだけで、お客さんが倒れるのです、興奮のあまり。で、マイケルがサングラスを外すとまた倒れる。まだ1曲も歌ってないのにぃ。
このライブ、想像不可能なくらいお客さんが詰め込まれていて、何万人もの若者がずっと興奮状態。1992年と言えばルーマニアが民主化されてまだ数年。彼らはようやく手に入れた自由を、自由の象徴のように思えたアメリカからやってきたKING OF POPの姿に重ねていたのでしょうか。それにしてもおそろしいまでの無法地帯な客席。ペンライトなんてないからなんでしょうが、ろうそくに火をつけたり、ライターペンライト代わりに振ってみたり、女の子が肩車してもらってたり。そりゃあ、倒れるわ。でもそんなに夢中になれている彼らがものすごく羨ましかったり・・・。
「THIS IS IT」とかなり曲が重なっているので、このDVD観ると、「THIS IS IT」のDVDも買っちゃうか・・・という気分になりかなり危険。もう何度も飽きずに観てます。
素朴な疑問。マイケルのあの衣装のセンスはいったい・・・。ズボンが短いのがとっても気になります。ステップがよく見えるように、らしいですけどね。
ともかく、もうしばらくはマイマイケルブーム、続きそうです。
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マイケルのズボンにすごく反応してしまいました(笑)。
私もとても気になっていて、まるで中学生男子のサイズの合わない制服みたいだと思ってました。。。
by kumawow (2009-12-16 23:55)
>kumawowさま
やっぱり気になりますよね〜、あのズボンの長さと白い靴下、というかルーズソックス?
マイケルのオリジナルらしいです。
by カオリ (2009-12-17 18:47)