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「THIS IS IT」再び(映画館) [音楽]

またアンコール上映が始まった「THIS IS IT」21日(月)に観てきました。丸の内ピカデリーの夜8時55分からの回。月曜日のこんな時間だというのに、8時少し前にチケットカウンターに行ったら、中央のいい席は売り切れとのこと。ピカデリーの2階席って行ったことなかったので、2階の左側の最前列のチケットを購入しました。

おおよそ7割くらいは席も埋まっていたと思います。客層も様々で、20代から70代くらいの方まで。今回はオットと。ちなみにオットは初めてです。

ちょうど1ヶ月前に「THIS IS IT」を観て、「ライヴ・イン・ブカレスト」を何度か観て、すっかりマイケルの定番の曲とダンスがアタマに入ったワタシ。2回目は余裕があるというか、純粋に楽しめました。あっという間の2時間。

前回は、「50歳なのに、すごい」とずっと感じていたのだけど、DVDで30代前半のマイケルのダンスや姿を見てしまうと、やはりそれなりの加齢と、でもそれでもスゴいよ50歳、という驚愕が入り交じり。そして、やはりあのコンディションを維持するためにかなりの無理をしていたのではないのかなぁ。まさに命を削りながらのライブの準備だったのでしょう。

身体的なコンディション維持の無理と、周囲からのプレッシャー(マイケルすごい、という全スタッフからのまなざし)に対してメンタル面を維持するために、相当の無理をしていたに違いないのです。彼がその無理の果てに命を落としてしまうことにならなければ、この彼の姿が世界中に露になることはなかったはず。切ないなぁ。
それだけ、彼はあの「THIS IS IT」というショーに再起をかけて取り組んでいたということ。それが完成しなかったことはとてもとても残念です。完成したショーを観てみたかったと切に思います。

「ライヴ・イン・ブカレスト」と比べると、激しい動きや、少しダンスにキレがないのかなぁと思ったりもするのだけど、それはそれで、シャキーン、シャキーンと音が聞こえそうなほどのキレがなくなり、ゆとりのようなものがでて、若いダンサー達とはひと味違うダンスだなぁとも思う。歌舞伎役者の踊りが若けりゃそれでいい、というわけではないのと同じことかも。パフォーマンスである以上、テクニックと体力だけではそれは判断できないのね。

最後の方で、マイケル、オルテガ、そして主演者、スタッフが集まって「ここまでありがとう。そしてこの調子でロンドンへ乗り込もう、よい週末を」というようなシーンがある。あの直後におそらくマイケルは命を落としてしまったのだろう、そう思ってみると、とても切ないシーンでした。

とにかく、ありがとうマイケル。マイケルの世界にきちんと触れることができたのが、マイケルがこの世から消えてしまってからになってしまったのがとても残念です。

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コメント 3

kumawow

2回観たとはカオリ’ず ブームですね♪

私も50歳ですごいと思ったのは息切れしていないところで、確かにそれほどはげしい踊りをしたわけではないけど、数分はぶっつづけで踊っているのに、肩も動いていなくて息が上がっていかったのが驚愕でした。他のダンサーはゼーゼーいっていたのに。

本当に惜しい方を失いました。。。
by kumawow (2009-12-28 21:33) 

★とろりん★

私も、あの「良い週末を」のシーン、胸がつぶれそうになりました。見れば見るほど、彼がステージのために命を削っていたのが伝わってきて、切ないです。
by ★とろりん★ (2009-12-29 15:13) 

カオリ

>kumawowさま
いったいあのショーはどんな見事なステージとして完成していたのか・・・それは叶わぬことなのですが、見ることが出来ずほんとに残念です。
若いダンサーよりも軽やかに踊る彼のダンスにほんとに脱帽でした。

>とろりんさま
「良い週末を」のシーンが記憶にあって、冒頭のダンサーへのインタビュー、オーディション合格直後のものだと思うのですが、マイケル訃報の後のコメントなのではないか、と勘違いしてしまいそうでした。nice!ありがとうございます。
by カオリ (2010-01-06 22:27) 

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