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御名残四月大歌舞伎 第2部 [舞台]

あっという間に、歌舞伎座閉場から1ヶ月近くが経ってしまいました。今更・・・という気もしますが自分自身のためにメモしておきます。ちなみに、4月は上京してきたハハと一緒に観劇しました。

4月12日(月) 1階2列30番代後半

「寺子屋」
前から2列目という席で、登場人物が抱える、それぞれの苦悩がとても伝わってきました。小太郎が身代わりになり
それを忠義のためと飲み込みつつも子を亡くしたつらい気持を滲ませる、千代と松王丸。当代最高の顔合わせと思われますが、いかんせん、ワタシは「寺子屋」が好きじゃないのよぅ。時々「これってこんなお話だったんだ」と、それまでイマイチ・・・だったお芝居にある日開眼するってことがあるのですが、「寺子屋」はまだその時が来ていないようです。ちなみにハハはダラダラと涙を流しつつ観ていました。

「三人吉三巴白波 大川端庚申塚の場」
菊五郎丈のお嬢、團十郎丈の和尚、吉右衛門丈のお坊、という顔合わせ。大川端だけなので、あの演劇的な、キメ台詞と様式美を楽しむ幕でした。素晴らしい、のですが吉右衛門丈がお疲れなのか、なんだか影が薄かった・・・。体調でもお悪いのかと心配になりましたです。

「藤娘」
藤十郎丈の藤娘。さすがの見事な所作事。そういえば、藤十郎丈の姿を舞台で観るのは久しぶりだったかも・・・。


ということで、久しぶりの1階席なのに、ちょっとばかしワタシ的に好みではない演目、配役で不完全燃焼。でも、ワタシの好みの問題を横に置いておくと、さすが御名残公演の最後にふさわしいすばらしい舞台でした。

第3部へつづく・・・


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