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蔵王リベンジ旅行〜8月13日 [旅&おでかけ]

例年、自主的に?お盆の週は1週間お休みをとる夫ですが、今年は訳あって平日2日のみ。しかも水・木だったので、どこも行かないよな〜と勝手に思っていたら、さすが夫(?)、「長野あたりの温泉に行こう」と、8月11日(月)の夜に言い出しました。なにしろ、7月に修理にだしてから、車の調子がいいらしいのですよ。わたしにはさっぱり違いはわからないけど。なので、とにかく遠出したい様子。

あの〜それってあさっての話デスカ?と呆れながら、基本、夫のお休みには夫にお付き合いすることにしてるわたし、旅のアレンジをしました。

去年の秋に行ってみたらすでに冬期通行止めになっていた志賀草津道路を走ってみたい、という希望でしたが天気予報によると、長野〜新潟にかけてはお天気悪し。雨男の夫をそんなところに連れて行ったら大雨になること間違いなしです。ということで、珍しく夫自ら「東北方面なら天気もいいみたいだ」と天気予報を確認していたので、東北に決定。

「去年の秋にお風呂に入った甲子温泉の大黒屋にしよう!」と夫。しかし、あそこは人気のお宿らしいから、難しいと思うよ・・・とわたしは、去年の秋に濃霧で辿り着けなかった蔵王のお釜を密かに候補地として調査。
結局、翌日、ダメもとで夫が大黒屋さんに電話してみたようですが、やっぱりNG。ということで、蔵王をドライブして、山形蔵王温泉に宿泊する1泊2日プランにしました。


ということで、8月13日の朝5時、うちを出発。

事前にドラぷらで調べたところ、朝5時台に出発すると所要時間は約6時間。11時くらいに宮城県の白石ICに到着の予定でした。
しかし、東北道はずーーーーっと渋滞。お盆初日をナメてました。
常磐道ー磐越道ー東北道、というルートもあり、そちらにしようかとずいぶん迷ったのですが、ドラぷら上では10分くらいの差しかなかったので、ま、いいか東北道で、と思ってしまったんですよね。
結局白石に着いたのは12時過ぎでした。わたしも2時間くらい運転しましたが、100kmくらいしか進まず・・・。

ま、とにかくここまで辿り着けば目的地はすぐ。なので、まずはお昼ご飯です。

白石市で美味しいものは・・・と食べログで検索すると「うーめん」なる食べ物がありました。そうめんのような、稲庭うどんのような。

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うーめん。えごまのタレとふつうのめんつゆでいただきます。えごまのタレって珍しいですよね。
このうーめん、稲庭うどんの原型とも言われているのだとか。
ツルツルとしたのどごしで、暑い夏の日にぴったり。ちなみに本来は温かいかけつゆでいただくようです。
以前、こちらのお店でJRのポスター撮影が行われ、吉永小百合さんがうーめんを食べたということで、店内はサユリ一色でした(笑)


食事の後は、旅のお約束ソフトクリーム。
去年来た時にはすでに閉店時間を過ぎていて食べられなかった蔵王酪農センターへ。
こちらはチーズを作っていて、今回、ブルーチーズのソフトクリームを食べました。
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といっても、ご覧の通り一見普通のソフトクリーム。ですが、ほのかーに、ブルーチーズの独特の匂いと塩味がします。もっとチーズケーキを溶かしたような?ものを想像していたので意外でした。
明日もあるので、残念ですがチーズ類は購入できず。

ソフトクリームの後は去年泊まった遠刈田温泉を通り過ぎ、蔵王エコーラインを通り、蔵王ハイラインへ。
去年も通ったエコーラインですが、途中から濃霧のなかのドライブだったため、「こんなところだったんだねー」と夫と話しながらのドライブです。
徐々に曇ってきましたが、途中の駒草平で下車見学。
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この日、わたしはデジカメを忘れてしまったので、写真がイマイチなんですが、駒草平からはお釜のある刈田岳のを眺める位置にあります。なんだか日本じゃないような、荒涼とした景色。このあたりは火山地帯かつ高地だからなんでしょうね。

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この山の向こうがお釜。流れ出ている滝はお釜からしみ出した水だそうです。

かつては駒草が咲き乱れる場所だった駒草平ですが、道路の開通により観光客が増え、今ではほとんど生えてこないそうです。こういう話を聞くと、日本人は礼儀正しいとかマナーが素晴らしいという話はほんとかな、と思ってしまいますが・・・いい悪いは相対的なものですからね、こういうものって。仕方ない。

さて、有料道路の蔵王ハイラインを登るとそこはお釜。標高が2000メートルほどあり、どんよりとした曇り空のためかなり肌寒かったです。

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火口に水が溜まったのがお釜。ちなみにここの火口の最新の噴火は明治時代だそうです。
強酸性のため生物は生息できない湖です。
これこれ、これがずっと見てみたかったのです。

お釜を目の前に左手には蔵王連峰への登山道、右手にはこのお釜がある刈田岳の山頂があります。
この写真のお社のあたりが山頂。簡単に歩いて行けます。
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神社にお参りして、山頂からお釜を眺めます。標高は約1,700メートル。

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お釜は水深が深くなるほど水温が上がる珍しい湖だそうですが、火山活動による現象だそうな。湖の底はぐつぐつ煮えてるってことでしょうか。。。

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山頂からのお釜。

お釜見物を終えたら、今度は山形側に下山し、今夜のお宿へ。
この日は蔵王四季のホテルに宿泊しました。
お盆の直前予約でしたが空室もあり、お値段も手頃で、しかも我が家が大好きな硫黄泉!
ホテルとは別棟で温泉があり、離れ湯百八歩というシャレた名前が付けられています。
ホテルの中の大浴場は、入ってみたら実は温泉ではなく入浴剤のなんちゃって温泉でした。
こちら、もともとは公共系のお宿だったのを蔵王温泉の老舗旅館が買い取って営業しているらしく、硫黄泉はもとの旅館から引いてきているそうです。だから離れ湯百八歩はまだ新しいんですね。
ちなみに建物の中に温泉を引いてきてないのは、ここのホテルの近くに水芭蕉の原生地があり、そこに温泉成分が流れてしまうと水芭蕉が枯れてしまうため行政によって温泉を引いてきていいエリアというのが決まっており、その境界線が離れ湯百八歩とホテル建物との間にあるためだそうです。
離れ湯なのは苦肉の策なんですねー。

夕方はロビーラウンジで生ビールの無料サービスがあり、お風呂に入っていたら時間を過ぎてしまいましたが、まだ大丈夫ですよ、とサーブしてくれました。お風呂上がりのビールはおいしいね〜。

食事はお食事処で。蔵王牛の陶板焼きのコースにしました。お肉も柔らかかったです。
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ちょっと笑っちゃったのが、サービスのおじさんが「お腹いっぱいでしょうからデザートはお部屋でも召し上がれますよ」としきりに勧めてくるのでお願いしたら・・・、ラップをかけたデザートのお皿を載せたトレーを渡されました。なんだか、意表をつかれましたよ〜。
別に不愉快でもなんでもないし、このお値段の宿ならお部屋に届けてくれるサービスなどないことはわかっていたのですが、なんか笑ってしまいました。

食後は姉妹館のお風呂にも入れると聞いていたので、まさに源泉のある「おおみや」さんへ。仲居さんによると歩くにはちょっと遠い、とのことでしたがgoogleMapで見てみたら徒歩10分くらいでしたので、歩いて行ってきました。
おおみやさんは温泉街の中心にある老舗旅館ですが、お風呂はそんなに大きくなく、まぁ、当たり前ですが四季のホテルとおんなじお湯。
大好きな硫黄泉を満喫しました〜。



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コメント 2

YAP

旅先でのソフトクリームは欠かせないですよね。
お釜の色がきれいですね。
by YAP (2014-08-20 08:22) 

カオリ

>YAPさま
そうなんですよね、旅に出ると不思議に食べたくなるのがソフトクリーム(笑)
お釜は色が変わるそうなので、またいつか行ってみたいです。nice!ありがとうございます。
by カオリ (2014-08-25 20:43) 

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