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10月の読書メーター [本]

今月も残すところあと2ヶ月・・・。
今日は夫が朝から仕事だというので、目覚ましをセットしていたはずなのに、寝坊。
家を出ないといけない時間に(わたしの)目が覚めた。
ぎゃーーーー、ということで、夫を叩き起こし、電車だと絶対間に合わないから車で行く、というので、夫のかわりに駐車場から車を出し(機械式の地下2階、という一番出し入れに時間がかかるところを借りているので)なんとか起きて10分で夫は家を出て行きました。道が混んでないといいんだけど・・・。

ということで、週末ですがわたしはブログタイムです。

10月の読書メーター。結構読んでます。夫の体調が悪い日が多く、10月は週末に全く遠出しなかったので時間がたくさんあったんですね。。。


2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5212ページ
ナイス数:104ナイス

ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)感想
次々と起こる事件。早く3部が読みたい・・・。
読了日:10月1日 著者:宮部みゆき
凍る炎 アナザーフェイス5 (文春文庫)凍る炎 アナザーフェイス5 (文春文庫)感想
今月出る新刊が続編かと思っていたら、そちらは番外編だそうで・・・。衝撃のラストシーンが気になる!!
読了日:10月6日 著者:堂場瞬一
女ともだち (小学館文庫)女ともだち (小学館文庫)感想
ひさびさに短編。どの女性たちも一生懸命で、どこかしらに共感ポイントがあり、楽しめました。
読了日:10月7日 著者:角田光代,栗田有起,唯野未歩子,川上弘美,井上荒野
月と雷月と雷感想
「ふつう」ってなんなんだろうと読みながらずっと考えたけれど・・・。主人公の智に共感ポイントがまったくなく、珍しく角田作品をそれほど楽しめず・・・。残念。
読了日:10月9日 著者:角田光代
謝るなら、いつでもおいで謝るなら、いつでもおいで感想
あの事件からもう10年も経ったのかと、遺族、加害者の家族、そして加害者が過ごした時間の長さを思う。「謝るなら、いつでもおいで」というタイトル、読む前は漠然と被害者のお父さんの発言なのかと思っていたら違ってた。猟奇殺人ではなかったことはわかったけど、やはりなぜ、という疑問への答えはないのだなぁ・・・。
読了日:10月10日 著者:川名壮志
悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学感想
テロリストやギャング、腐敗した政治家・・・すべての行動が経済学的に説明できる不思議。貧困問題はほんとうにやるせない。。。
読了日:10月10日 著者:レイモンド・フィスマン,エドワード・ミゲル
逢坂の六人逢坂の六人感想
藤氏が権力を固めたこの時代、貴族としては出世も望めぬ紀貫之が古今和歌集の選者となるところから始まる物語。幼き日の貫之が出会った古の歌人たち。彼らもまた貴族社会からドロップアウトした人たちであり、そういう彼らこそ、やまとうたの詠み手としてはふさわしい。なんといっても幼き日の貫之(あこくそ)の姿が可愛らしくて、ぷにぷにとした童のほっぺをさわったような手触りの読了感。
読了日:10月12日 著者:周防柳
怒り(上)怒り(上)感想
世田谷、外房の小さいな港町、そして沖縄の離島。それぞれに現れた正体不明の若い男。そして同時に進む、残忍な殺人事件の捜査。この時点ではどの男が犯人なのかはわからないし、もしかしたらどの男も犯人ではないのではないかとも思う。
読了日:10月14日 著者:吉田修一
怒り(下)怒り(下)感想
結局上下巻を1日で一気読み。大切な人を疑ってしまった哀しみは、心の奥底に澱として溜まっていく。結局「怒」とはなんだったのか。 なんだかんだと読了後、考えさせられている・・・。
読了日:10月14日 著者:吉田修一
ソロモンの偽証 第III部 法廷ソロモンの偽証 第III部 法廷感想
文庫を待ちきれず、古本屋で購入。まぁ、想定内の結論。結局のところ、涼子は舞台廻しで、野田くんの成長の物語だったのね。目立たないことだけを目指して、自家中毒に陥る少年たちの目覚め。しかし、四半世紀前にこんなにしっかりとした中学生がいたものか??という疑問も・・・。
読了日:10月19日 著者:宮部みゆき
迷子の王様: 君たちに明日はない5迷子の王様: 君たちに明日はない5感想
面白いシリーズでしたが、おそらくこれで「君たちに明日はない」は完結。リストラ請負人の真介の新しい人生がまたまた気になるところです。
読了日:10月22日 著者:垣根涼介
会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから感想
社員が10万人いて、売上高が2兆円あろうとも、その時代にあった進化を続けていかないときれいさっぱり消えてしまう。そして「その後」もそこで働いていたひとりひとりの人生は続いていくわけです。部長クラス以上へのインタビューばかりなので、そこがちょっと物足りないといえば物足りない・・・。例えば、事務職の女性、工場で働いていた人、彼らのその後もすごく気になるなぁ。
読了日:10月24日 著者:大西康之
親子の肖像 アナザーフェイスØ (文春文庫 と 24-7)親子の肖像 アナザーフェイスØ (文春文庫 と 24-7)感想
アナザーフェイスの主人公、大友の刑事としての成長物語。事件の解決にいたるハラハラドキドキよりも、等身大の主人公の成長を楽しむタイプの小説ですね。
読了日:10月25日 著者:堂場瞬一
刑事の絆 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫 と 5-5)刑事の絆 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫 と 5-5)感想
「凍る炎」のまさかのラストシーンから繋がるのが、こちら。全然知らなかったけど、警視庁追跡捜査係シリーズなんですね。「凍る炎」にこのシリーズの2人が登場していたのは伏線だったのかー。ま、撃たれた本人は事件の捜査は出来ないから、こういうリレーになるのも仕方ない・・・かな?まぁおもしろくはあったけど、全体にただようオッサン臭さがねぇ。
読了日:10月28日 著者:堂場瞬一
虫娘虫娘感想
途中で読むのやめようかと思ったけど、なんとか読了。なんか、どんよーりして、いやーな気分になる作品。照が幽霊としていろんな人を観察しているという構成なんだけど、なんだかかなぁ。
読了日:10月30日 著者:井上荒野

読書メーター

あわわ、「ソロモンの偽証」の記事をまだ書いてませんね。
暇だったときに夫の本棚から拝借した「悪い奴ほど合理的」は、行動経済学の本ですが一般向けにかなり噛み砕いて書いてあるのでお勧めです。貧困やテロの問題もこうしてすっきりと説明されるとなるほどな、って思うわ。



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