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9月の読書メーター [本]

は〜今年もあと3ヶ月を切りましたね。秋は子どもの頃からちょっと苦手なカオリです。
今日は朝から右目ががっつり充血して、痛がゆく、しかもくしゃみも止まらず。明らかにアレルギー症状ですが、何に反応しているかわからないのですよね。秋の花粉症も調べてみないとダメかしらねぇ・・・。

さて9月の読書メーターです。紹介したいのに紹介できてない本が数冊あるので、がんばりまっす。

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3022ページ
ナイス数:83ナイス

今そこにある山の危険   山の危機管理と安心登山のヒント (ヤマケイ新書)今そこにある山の危険 山の危機管理と安心登山のヒント (ヤマケイ新書)感想
ベテランアルピニストの実感のこもったエッセイ。山登り始めたばかりなので、身につまされること、参考になること多数。ゆっくり登ることが大切というのは肝に銘じよう。我が家はズンズン登ってしまうので。
読了日:9月1日 著者:岩崎元郎
友だちリクエストの返事が来ない午後友だちリクエストの返事が来ない午後感想
著者による「友だち」論。基本的に中年男性にとって友だちとは?みたいな話なのだけど、そうだよね、友だちってそういうものだよね、と思うことができれば友だちストレスにさらされている若者たち(大学生のトイレで昼ごはん、とか。)も気がラクになるんじゃなかろうか。
読了日:9月4日 著者:小田嶋隆
武道館武道館感想
武道館を目指すアイドルグループのメンバー、愛子が主人公。なんか、某アイドルグループを見ていて、よくわからないなー、ちょっと気持ち悪いなってずっと思っていたことがちょっとだけクリアになった気がした。そういう気持ちなのか、って。でも人生において何が大切か、なんて自分の年齢にもよるし、置かれた環境にもよるし、愛子や碧の感覚のほうがずっと健全な気がした。 そして、over40の私が思っている「アイドル」と現代の「アイドル」は全くの別物なんだなぁという思いを強くした1冊でした。
読了日:9月6日 著者:朝井リョウ
朝が来る朝が来る感想
うーむ、いろいろ考えされられるけど。。。ひかりって最初はもっと思慮深い子なんじゃないかと感じたのだけど。ちょっとチグハグな感じがしました。朝斗くんには幸せになってほしいのと、やっぱりひかりも新しい朝を迎えられる日が来て欲しいなと。
読了日:9月10日 著者:辻村深月
あの子が欲しいあの子が欲しい感想
就活の採用側からのストーリー。でも人事部所属ではなく、プロジェクトで採用を任された志帆子の視点で進んで行く。なので、完全にマーケティング視点オンリー。でも私生活でも同居させている元部下との関係が煮詰まっていたりと息苦しさ満点。
読了日:9月14日 著者:朝比奈あすか
永い言い訳永い言い訳感想
失って初めてわかることもあるけれど、その喪失感をいつ感じるか、どんな風に感じるかはほんとに人それぞれ。だからといって、やっぱり大切な人を失ってほんとに何にも感じないなんて人はいない。幸夫もどこかが麻痺してしまっていて大切な人を大切な人だと認識できなくなっていたのだなぁ・・・。来年の映画がすごく楽しみ。モッくん、ぴったりだと思います。
読了日:9月16日 著者:西川美和
6度目の大絶滅6度目の大絶滅感想
過去に起きた大絶滅は5回。そして今現在、6度目の大絶滅の真っ只中を人類は生きているということを淡々と取材した本。ただ、現在、というのは地球のながーいながーい歴史でいうところの現在なので、人類が太古の昔からいろんな動植物を絶滅に追い込んで来たということ。そしてそのスピードが産業革命移行、さらに急速に進んでいるということ。
読了日:9月18日 著者:エリザベス・コルバート
幸福な日々があります (集英社文庫)幸福な日々があります (集英社文庫)感想
たぶん、本人にもよくわからないけど、でもどうしてももう嫌だ。そんな感じの離婚理由。でも、いつかもしかしたらわたしもこういう気持ちになってしまうのか・・・?とちらりと感じて不安になりました。
読了日:9月21日 著者:朝倉かすみ
ネアンデルタール人は私たちと交配したネアンデルタール人は私たちと交配した感想
ゲノム研究の細かい部分はよくわからないので読み飛ばしながら読了。研究成果の発表であると同時にペーポ教授の自叙伝でもあります。バイセクシャルで親友の奥さんを略奪愛・・・。なんとも正直な方なんだなぁとある意味感心しながら、この正直さが研究に対する潔癖なまでの態度につながっているのだと感じて面白かったな。
読了日:9月27日 著者:スヴァンテペーボ
生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後 (岩波新書)生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後 (岩波新書)感想
シベリアで捕虜になった著者の父からの聞き書きを行い、戦争前、戦争中、戦後の、インテリ層ではない庶民の昭和史となっている。シベリアでの強制労働の様子も、そして帰国してからの並大抵ではない苦労に戦争に負けるとはこういうことなのかと改めて思い知らされた。私の亡き祖父母もほぼ同じ世代で、うちは満州からの引き上げの話だったが、いろいろと話を聞いていてよかったとしみじみ思う。。。
読了日:9月30日 著者:小熊英二

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YAP

大絶滅の本のところを読んで、いろいろ考えさせられます。
自動車業界で働く私は、社会の役に立っているのか?

by YAP (2015-10-03 06:56) 

カオリ

>YAPさま
大絶滅は現代だけの問題ではないようです。わたしたちホモサピエンスは進化がものすごいスピードだったがために、生きているだけで、いろんなものを絶滅に追いやってしまうほどの力をもってしまったという事なんでしょうね。。。nice!ありがとうございます。
by カオリ (2015-10-06 09:57) 

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