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「白夜行」東野圭吾(集英社文庫) [本]

初東野圭吾。あまりの分厚さと、テレビドラマ化されたため販促のためか表紙がドラマ主演の二人の写真なのがイヤで興味を持ちつつ未読でした。
先週、マンション引き渡しの日に本屋へ行ったときに購入。解説が馳周星で「この作品はノワールだ」ということが繰り返し書いてありその言葉に引っかかって。
読了した感想を一言でいうと、「へ〜」
途中で、物語の発端となった質屋殺しの犯人は想像がつくものの、そんなラストか〜。
ここ最近、サスペンスの中でも警察ものを読んでいたので、最後は犯人は逮捕されるわけですよ。でもこの作品は別に警察ものじゃないし、極端な話誰が主人公ってわけでもない(と、ワタシは感じました)、一人の美しい女性の中で生息する、巨大な得体の知れない「ノワール(悪)」を描いた作品だなと。
そして、ワタシは結構こういう手触りの作品好きです。

白夜行

白夜行

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 文庫


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コメント 2

Y

こんばんは、カオリさん。
東野圭吾といえば直木賞ですが、
http://kadocks.exblog.jp/m2006-01-01/
に「愛の流刑地」で日本中に話題を振りまいたズン先生の選考エピソードが面白ろおかしく書いてあったりします。
by Y (2006-04-05 00:56) 

カオリ

>Yさま
ご紹介のブログ読みました。ズン先生って、、、絶句。
by カオリ (2006-04-06 23:51) 

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