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「光待つ場所へ」辻村深月(講談社) [本]

肩こりが最悪の状態です(涙)
明日、鍼の予約したけど、今日も仕事帰りにジムで30分ほど泳いでみました。でもなんともなりません・・・。

中編が3つ収録。
標題作の「しあわせのこみち」は絵を描く大学生の、自負心と自意識と恋心が混じり合ってなかなかきもちを表にだせないあやめ。なんだか、たぶん同級生だったら友達にはなれないタイプ。なぜならワタシととっても似ているタイプだから。ハタチ前後の、子供から大人になりかけ、そして世界が広がりはじめて自分の限界みたいなものがよーくよーくわかりはじめる頃の辛さみたいなものを思いだしつつ、切ない気持で読みました。

「チハラトーコの物語」も同じようなタイプの主人公。
「樹氷の街」は中学生が主人公だったので、いまいち興味なし。

ということで、楽しめましたが、やっぱりティーンエイジャーの物語はもう興味を持てないなぁというのが正直な感想。そういえば、「しあわせのこみち」は何かの続編なんだろうか。主人公のあやめがどうも複雑な感情を抱いている高校時代のクラスメートとのいきさつがありそう。

作者の辻村さん、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」からまた上手くなってるんじゃなかろうか、と思ったのでした。ま、今回2冊目なのでなんとも言えないんだけど(笑)


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