「アルゴ」(映画館で) [映画]
珍しく公開日翌日に観に行ったのに、感想を書きそびれてしまってました。
1979年11月、イランとアメリカの関係はどんどん悪化するなか、アメリカ大使館が過激派によって占領される。そこからこっそりと抜け出してカナダ大使公邸に逃げ込んだ6人。抜け出したメンバーがいることを過激派が気がつく前に、この6人を救出しなくては、ということでCIAの人質救出のプロ、サム・メンデスが招集される。彼が立てた計画は偽映画撮影計画。6人を映画のロケハンに訪れたカナダ人という設定にして国外に連れ出そうというもの。さてさてそんなにうまくいくものか・・・。
これ、実話なんですよ。クリントン政権時代に情報開示されて明らかになった人質救出作戦の全貌を映画化しています。監督と主演はベン・アフレック。ベン・アフレック、久々に認識しましたが、あらやだ、なんだかすてきになってる・・・?
2時間、まったく気が散ることなく楽しみました。ハラハラドキドキ。まぁ、そもそもイランに対するそれまでのアメリカの態度ってどうだったのよ?とかイランが一方的に悪者かよ、とかそういうところは実話であるということで割愛して、大使館の6人とサムの間でラポールが築かれるまでのギクシャク感とがあっただけに最後、飛行機がイランの領空を抜けたところでの機内の様子にはじーんときました。また、この作戦に協力することになった民間人である、ベテランプロデューサーと特殊メイクの専門家のおっちゃん2人組がまたいい味だしてます。
事実は小説より奇なり。
コメント 0