SSブログ

2014年バリ旅行〜6月25日世界遺産ジャティルウィへ [旅&おでかけ]

自分でも忘れかけていた去年のバリ旅行記・・・。あと少しなんだから、絶対完結させるっと意気込んで再開です。

6月25日は2泊したプリセバツをチェックアウトして移動する日。観光を兼ねた移動日なので、日本で車の予約をしておきました。
ドライバーさんとガイドさんのペアです。
10時ちょうどに現れた2人組み。ガイドさんが、なんと、俳優の石倉三郎さんにそっくり! 後で、2人になったときに夫と確認し合い、爆笑でした。ほんとに似てたんですよーーー。

セバツ村で見た光景。
DSCN3150.jpg
お祭りのようで、沢山の人がお供えを頭に乗せて集合してきていました。後の人なんて、手も添えずに歩いてますよね。スゴい・・・。

ウブドの町を抜けて2012年に世界遺産に登録されたジャティルウィへ向かいます。途中、ウブドでランドリーに寄ってもらい数日前に預けていた洗濯物を受け取り。


2時間くらいかかったのかな?? 山越え谷越えという感じで車は進みます。
車中は恒例の夫からガイドさんへの質問タイム。
ちなみにガイドの三郎さんは日本語独学だそうです。最初はギャラリーで働いていて(ウブドは芸術の村なのでギャラリーがいたるところにあります)、日本人のお客さんへの接客のなかで日本語を学び、ガイドに転職したそう。バリでお願いしたガイドさんの中では一番カタコト感がありましたが、それでも意思疎通は十分でしたし、独学でここまで話せるようになるってすごいな〜。

途中、トウモロコシ畑がありましたが、カフェでよくトウモロコシ原料の甘味料が砂糖の代替品として置いてありました。そういう話をしていたら、三郎いわく、バリの人は糖尿病の人が多くて、トウモロコシは糖尿病の薬にもなるとのこと。三郎のお父さんも糖尿病だそうです。
そんなに太った人も見かけないのだけど、食生活なんですかねー。バリの人はコーヒーもお砂糖ドバドバ入れて激甘なものを飲むらしいので、そういうのも影響してるのかも。

お昼頃、ジャティルウィに到着。ジャティルウィは「ほんとうに美しい場所」という意味だそうで、確かに、広大な水田と青空のコントラスト!
・・・なんですが、またもや田んぼははげちゃびん!
DSCN3160.jpg
これが青々としたライステラスだったら・・・と想像しながらご覧ください(笑)

DSCN3164.jpg
日本の棚田はもっと山間の狭い場所に作られているという印象ですが、ジャティルウィはなだらかな山の斜面を全部水田にしちゃいました、って感じです。

DSCN3159.jpg
世界遺産の認定証。

ちなみにこの光景とか自然の姿が認められたというより、「スバック」という村の水利組合の仕組みが評価されての認定だそう。バリでは地域毎に時期をずらしながら稲作を2期作、3期作で行うため、水田の給水・排水を効率的に行う必要があり、そのために発達した組織が「スバック」。
おもしろいのはスバックといわゆる「村」はまた別組織だそうで・・・。また水系ごとにスバックは組織されるので、違う場所に田を持っている家は複数のスバックに所属しているそうです。
DSCN3167.jpg
水路です。水がきれいー。
田植え前なので、田んぼにも水が満たされています。

お昼ご飯はジャティルウィを見渡せるレストランでビュッフェ。いわゆる観光客向けのお店ですが、まぁ味は普通。お値段は観光地ってかんじです。

DSCN3168.jpg

デザートにブブール・インジン(ブラックライスプディング)があったので、食べてみました!
(写真はないけど)
ココナツミルクで黒米を炊いたおかゆで、もちろん甘いです。ココナツミルク味のデザートって美味しいよね〜、特に東南アジアで食べると格別です。

遠くに見えた村にはためく各国の国旗。
DSCN3161.jpg
これ、移動の途中に通ったあちこちの村で見かけて謎だったので、三郎に聞いてみたら、どこの国を応援しているのかを表明するための国旗なんですって。
そう、このときはサッカーワールドカップ開催中。バリはサッカーが盛んなんですよね。ウブドの中心部にも「サッカー場」があるし。でもインドネシアのサッカーチームは残念ながら弱いそうです。

食事の後は、バトゥカル寺院へ向かいます。今、「地球の歩き方」を確認したら「道がよくないためか、ここを訪れる観光客は少ない」とあります。
確か、地図を見ながら、ウブド→ジャティルウィ→クタへの移動途中にどこか立ち寄れるお寺・・・と思って決めたのですが、いやーこれがほんとに大変な道のりでね。。。
舗装されていない村に車は入っていき、いやもう、体が道のでこぼこで飛び上がるくらいなのですよ。そんな道を30分くらい進んだところで、なんだかガイドの三郎とドライバーさんの様子がヘン・・・。
ハイ、道を間違えていたそうです。
「ワタシ、10年ぶりくらいに行くので道がわからなかった」と三郎。ちなみにドライバーさんは初めての場所だったらしいです。えーーーっと、ちゃんと地図とか持ってるのかな?
結局、村の人にいろいろ訪ねて正しい道に戻ることができ、なんとか到着できました。

DSCN3179.jpg
「地球の歩き方」にもあるとおり、観光地というよりはバリの人がお参りに来るところのようですが、それでも人もまばら・・・。
バリ6大寺院のひとつだそうです。

DSCN3171.jpg
うっそうとした雰囲気。

DSCN3177.jpg
沐浴場でしょうか。

DSCN3178.jpg
池の中之島にも祠があります。

DSCN3184.jpg
石像の様子にも歴史が感じられます。

17世紀の建物なども残っているそうで、基本、石造りだから長持ちするんでしょうね。
他の参拝者には入口で会ったくらいでした。

派手さはないけど、鬱蒼とした森の中にある祈りの場という雰囲気で素晴らしかったです。

DSCN3173.jpg

戯れるネコ。

で、ここからはクタへの移動。山を降り、町へ向かいます。
やっぱり頭にお供えを乗せて歩く女性。
DSCN3187.jpg
ちょうど夕方のお祈り時間だったようで、こうした人たちをたくさん見かけました。

町へ下りてくると車も増えるし、ディーラーもあります。走っている車の9割以上が日本車で、時々ヒュンダイやメルセデスがいるくらい。日本車も圧倒的にトヨタ。時々スズキ。たまーにホンダ。日産は滞在中に数回だけジュークを見かけただけでした。トヨタ、スズキもミニバンオンリーです。しかも日本には売っていないタイプ。
帰国してから、トヨタがインドネシアで販売している戦略車のなんとかってミニバン(まさに、これが走ってます)を、トミカが同じくアジア戦略車としてインドネシア限定で販売してるという新聞記事を読み、「息子へのお土産に買いたかった!!」とほぞを噛みました。

そしてまたもや夫の三郎へのインタビュータイム。

バリ島ではどういう職業の人が自家用車を購入しているのか、という質問。経済発展著しいインドネシアですが、それでも自家用車はまだまだ贅沢品。自家用車を持っているのは圧倒的に公務員だ、とのことでした。あとは外資系企業のセールスマンだそう。ふーむ、なるほどね。
そして道々で目につくのが「KUMON」の看板。ほんと、あちこちにあるんですよ。さすがにウブドにはなかったけど、海沿いの町に下りてくるとスゴかったです。

途中の道迷いがあったので、予定オーバーでクタに到着。超過料金を払う、いやいらない、で少し揉めましたがチップということで受け取ってもらいました。

クタで2泊するのは「クエストホテル クタ」
クタといってもクタの外れ、空港に近い場所に建つ新しいホテルです。確か1泊4000千円くらい。
クタは寝るだけなので十分です。

お部屋はこんなかんじ。日本のビジネスホテルみたいですね。
窓の外は工事現場ビュー。
DSCN3188.jpg

ちなみに近くにモスクがあるようで、早朝からコーランが鳴り響いておりました・・・。
(バリの人はほとんどバリヒンズー教ですが、インドネシア全体でみるとイスラム教が圧倒的ですから、そりゃモスクもありますよね)

この日の晩ごはんは、夫の後輩くんご夫婦と約束していたので、荷物を置いて待ち合わせ場所のディスカバリーモールへ。行きはタクシーに乗りましたが、帰りは歩いてみたら15分くらいでした。

後輩くんご夫婦はこの日にバリに着いたばかりだそうで、なんとわたしたちと同じくジャカルタ乗り継ぎの安いチケットで来たらしい。
お互い特にお店のあてもなかったので、通りを歩いていて見かけたシーフードレストランでいろいろいただきました。写真はなし。美味しかったです。
彼らは翌日からは別行動で、後輩くんは漁船をチャーターして釣り三昧らしい。ビーチにいる漁師さんに値段交渉して船を出してもらうんだって・・・ワイルドだ!!

ホテル近くの大型スーパーで翌朝用のサンドイッチを購入し、おやすみなさーい。




nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。