「乳房に蚊」足立紳(幻冬舎) [本]
もう3週間くらい、よくなったりぶりかえしたりを繰り返していた風邪ですが、月曜日にいよいよ調子が悪く病院にいって薬もらってきたらあっさりと治りました。とほほ。
プライドと自意識だけ人一倍高い無職同然の夫にようやく仕事のチャンスが舞い込み、働き者でしっかり者の恐妻、5歳の娘とともに4泊5日の四国旅へと向かうが…。結婚10年。「女房とのセックス」のハードルが、ここまで高くなろうとは。(「BOOKデータベース」より)
ダメ夫と、ダメ夫をけちょんけちょんに貶し続ける妻にどうしても「離婚すればいいのに」と思ってしまうわたし・・・。奥さん、一緒にいるなら、口汚く罵るのはやめようよ、そんなに罵るのなら別れようよ、というね。
もちろん、いちばんダメなのはこの主人公の無職男なんですけどね。
キャラクター的に苦手なんですよね、口汚ないひとが・・・。
著者は脚本家で映画監督。しかも40歳近くになってようやく世に出た・・・というなんだか主人公の姿が作者とだぶるという構造になっています。
ということで、ダメ男の話が好きな方(そんな人いるのか?)にはオススメです。
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